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この記事の内容
● ポロ・ラルフローレンとUS Polo Assn 違いは
● ポロ ブランドが大量発生した理由は
● ポロ・ラルフローレンと他のポロ ブランドの違い
ポロといえばラルフローレン
東京オリンピックの開会式米国代表のユニフォームは「ポロ・ラルフローレン」だったことは記憶に新しいと思います。
しかし、米国の若者達は「ポロ・ラルフローレン」とは異なる「US Polo assn(ユーエス・ポロ・アッスン)」というPOLOブランドに人気が集まっています。
現在、ポロブランドにはUS Polo assnの他にもポロクラブ、ラルフローレンパープルレーベル、ビバリーヒルズポロクラブなど複数のブランドがあり、違いがわかりにくいという問題があります。
これらはラルフローレンのサブブランドなのでしょうか?
違いがわからず誤ったブランドを購入した経験がおありの方も多いのでは
今回は「ポロ・ラルフローレン」と「ポロ・アッスン」を含めたPOLOブランドについて取り上げます。
ラルフローレンのブランドの違いや類似ブランドの存在を説明することで、買い物の際の参考になったり、間違った購入を避けることができる知識を身につけることを目的としています。
記事を最後まで読んでいただければ幸いです。
ポロ・ラルフローレンとは
「POLO RALPH LAUREN(ポロ・ラルフローレン)」は「ラルフローレン」が展開するコレクションのひとつです。
ラルフローレンは1968年に創立された、アメリカ発のファッションブランド。伝統的なアメトラを中心に、クラシックでオーセンティックなアイテムを展開しています。
コンセプトはそのままに、少し手頃な価格帯で買えるのが「ポロ・ラルフローレン」です。
ラフルローレンの原点であり、今もなお中核を担うラインになっています。
ブランド名 | POLO RALPH LAUREN(ポロ・ラルフローレン) |
沿革(歴史)
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1967年 ネクタイブランド「POLO」発売
1968年 「ポロ・ラルフローレン」創立 1997年 ニューヨーク証券取引所に株式上場 2006年 表参道に東京本店オープン |
ブランドの特徴
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・ブランド名の由来は、デザイナー「ラルフ・ローレン」自身の名前です。
・デザイナーが考えるアメリカ上流階級のライフスタイルを提案しています。 ・イギリスの伝統ファッションをアメリカよりに変化させたアメトラ、アイビーファッションの中心的ブランドです。代表的なアイテムはポロシャツ。
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主なターゲット年齢層 | 男女問わず10代〜60代 |
価格帯
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・ポロシャツ 2〜3万円
・シャツ 2〜3万円 ・ジャケット、ブルゾン 3〜4万 ・トートバッグ 1〜2万
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備考 |
<日本での販売元>
<・社名>セムインターナショナル株式会社
<・住所>〒813-0034 福岡市東区多の津1-12-3
ラルフローレンを代表するアイテム
ラルフローレンを代表するアイテムをご紹介します。
■「半袖ポロシャツ」
https://item.rakuten.co.jp/z-craft/2123-0360/
画像
https://image.rakuten.co.jp/z-craft/cabinet/2/21/2123/2123-0360-1.jpg
ラルフローレンを象徴するアイテムであるポロシャツ。
ファッションに興味がない人でも、一度は見たことがあるのではないでしょうか。
デザインは胸元に象徴的なポニーのロゴが刺繍されたシンプルな作り。
ポロシャツはカジュアルアイテムですが、ラルフローレンのものは格式高い上品さが感じられます。
ラフになりすぎないので、シーンを選ばず着用できます。
どんなコーディネートとも相性バツグンな万能ポロシャツです。
■「ボタンダウンシャツ(長袖)」
https://item.rakuten.co.jp/abjnuts/0103652/
画像
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オックスフォード生地のボタンダウンシャツです。
上品なカジュアルシャツを着たい人におすすめ。
トレンドに流されることなく、長い間愛用できること間違いありません。
こちらも左胸にポニーが刺繍されたミニマルなデザイン。
今っぽいゆったり目のサイズ感で着られるクラシックフィット。
カジュアル使いなら、身幅にも余裕のあるシルエットがベストです。
ポロ・ラルフローレンとUS Polo assn 違いは
「ポロ・ラルフローレン」と「US Polo assn(ユーエスポロアッスン)」はまったくの別ブランドです。
ロゴもよく似ているので混乱しますよね。
そこで、ユーエスポロアッスンについて詳しく解説していきます。
US Polo assnとは
「US Polo assn(ユーエスポロアッスン)」は、全米ポロ協会「USPA(United States Polo Association)」のオフィシャルブランドです。
USPAとは、1890年に設立されたアメリカにおける「ポロ競技」の非営利統括団体のこと。
ポロ競技のライフスタイルを知ってもらうために、伝統や精神を反映させた現代的なワードローブを提供しています。
アメリカを中心にアパレルやバッグ、腕時計など幅広いアイテムを展開しています。
<ポロ・ラルフローレンとUS Polo assn 違い>
両ブランドともに名前にポロが入るし、ロゴも似ていますよね。
パッと見どっちがどっちだかわからない……。
とはいえ先にも行ったとおり、両者はまったくの別物です。
ポロ・ラルフローレンはファッションブランド。
ポロアッスンはポロ競技を広めるためのスポーツブランド、といった感じです。
最近ではオーバーサイズのスウェットやショルダーバッグなど、可愛いデザインが男女ともに人気となっています。
価格帯
ポロ・ラルフローレンよりリーズナブルな価格帯です。
Tシャツは約5千円。
スウェットは約7千円。
年齢層
年齢層は、10〜20代。
若い世代にはポロ・ラルフローレンより人気があります。
低価格でワンポイントのロゴデザインが可愛いことから支持されています。
「US Polo assn(ユーエスポロアッスン)」のアイテム
・「ビックポニー ポロシャツ」
https://item.rakuten.co.jp/socalworks/g99304488/大きなポニー刺繍が印象的なポロシャツ。
定番の鹿の子編みは着心地がよく、ワードローブに取り入れたい一枚です。
右肩に入っている数字の3がアクセントになっています。
シンプルになりがちなポロシャツスタイルをワンランク格上げしてくれるデザイン。
カラー展開はホワイト、ネイビー、ブラックで使いやすいものばかり。
それぞれ刺繍がアクセントカラーになっているので、簡単にこなれたコーデネートが完成します。
・「ナイロントートバッグ」
https://item.rakuten.co.jp/fithouse/320200kwa190195/
https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/fithouse/cabinet/1868/320200kwa190195_12.jpg
上品で使いやすいナイロントートバッグ。
ポニー刺繍の入ったデザインはシンプルすぎず、どんなコーデにも合わせやすくなっています。
おすすめは断然ブラック。
他のカラーはツヤが強すぎて、合わせる服も限られてくるため少しハードル高めです。
生地には、GRS認証(グローバルリサイクルスタンダード)を取得しているリサイクルナイロンを使用しています。
撥水性も兼ね備えており、軽量なのでデイリー使いしやすいトートバッグです。
ポロ ブランドが大量発生した理由は
<US.POLO.ASSN(ユーエスポロアッスン)の他にもポロ・ラルフローレンに似たブランドがあります。
● Ralph Lauren Purple Label (ラルフローレンパープルレーベル)
● Polo Club(ポロクラブ)
● BEVERLY HILLS POLO CLUB(ビバリーヒルズポロクラブ)>
1980年代後半から1990代はじめに起きた「ポロ・ラルフローレン」ブームにより、アメリカのトラディショナルブランドが日本でも絶大な人気を博していました。
この当時、ポロブランドが大量発生。
「ポロ」という一般的な名称と、真似しやすいポニーのデザインが原因です。
高価なポロ・ラルフローレンより、安く買える似たような服も飛ぶように売れました。
Polo Club(ポロクラブ)、BEVERLY HILLS POLO CLUB(ビバリーヒルズポロクラブ)など、さらにポロ・ラルフローレンの偽物も大量に出回っていました。
ただ、Ralph Lauren Purple Label (ラルフローレンパープルレーベル)のように、ラルフローレンと直接関係があるものも。
ポロラルフローレンとラルフローレンパープルレーベルの違い
Ralph Lauren Purple Label (ラルフローレンパープルレーベル)ブランドの紹介
「Ralph Lauren Purple Label (ラルフローレンパープルレーベル)」は、本家「ラルフローレン」のコレクションのひとつ。
ラルフローレンのサブブランドです。
メンズの最上位コレクションになっており、デザイナー自身の哲学やこだわりが強く打ちだされているので、価格も高くなっています。
最高級の素材と、こだわり抜かれた作りが特徴で、スーツからスポーツウエアまで格式高い上品なアイテムを展開しています。
<ポロ・ラルフローレンとラルフローレンパープルレーベルの 違い>
ポロ・ラルフローレンは、本家「ラルフローレン」と同じように伝統的なアメリカントラッドを提案しています。
ラルフローレンより少しお手頃価格になっているコレクション。
一方、ラルフローレンパープルレーベルはメンズの最上位コレクション。
デザイナーのこだわりが詰まっており、本家ラルフローレンよりさらに高い価格帯になっています。
最上級品質のラグジュアリーラインといった感じです。
■価格帯
さすが最上位ラインといった価格帯。
ファッション好きでもなかなか手が出せない上流階級向けのコレクションです。
・シャツ、約6万円。
・ジャケット、30万〜100万円を超えるまで。
■年齢層
30代〜50代
価格、品質的にも大人向けになっています。
ラルフローレンパープルレーベルのアイテム
ラルフローレンパープルレーベル「ポロシャツ」
https://item.rakuten.co.jp/beef/plm-p-001/
https://image.rakuten.co.jp/beef/cabinet/06945854/plm-p-001.jpg
イタリア製の鹿の子ポロシャツです。
本家ラルフローレンのポロシャツとは打って変わって、デザイン性の高い一枚に仕上がっています。
最上級の生地を使用した鹿の子編みポロシャツの着心地が悪いわけありません。
前後には同色の刺繍が入っており、ボタンはコンチョ仕様。
左腕にはフレッドハーヴィースタイルのピンバッジ付きです。
デザイナーのこだわりが詰まった最上級メンズラインのポロシャツです。
ラルフローレンパープルレーベル・「ミリタリージャケット」
https://item.rakuten.co.jp/sintoreuse/004-202212220178/
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ブラックのミリタリージャケット。
カーキやベージュといったミリタリー感の強い色ではなく、オールブラックにしたことでラルフローレンの上品さが際立ちます。
フロントに付いた4つのポケットに、シルバーのボタンがモードな印象。
襟が高めの作りになっているので、ボタンを上まで閉めたときのシルエットもかっこよく決まります。
大人っぽい品のあるミリタリージャケットです。
ポロラルフローレンとビバリーヒルズポロクラブの違い
1982年、アメリカ・ロサンゼルスの高級住宅街ビバリーヒルズで生まれた「BEVERLY HILLS POLO CLUB(ビバリーヒルズポロクラブ)」。
イギリスで生まれた伝統競技「ポロ」のトラディショナルな考え方をベースに、アメリカ西海岸の陽気で明るいイメージを取り入れたアイテムを展開しています。
全米だけでなく欧州、アジアなどワールドワイドに活躍の場を広げているブランドです。
<ポロ・ラルフローレンとの 違い>
ビバリーヒルズポロクラブは、トレンドライクなデザインも展開する若い世代向けのポロブランドです。
ポロ・ラルフローレンよりも、ラフに着れるようなイメージ。
伝統的なトラッドスタイルを軸に、現代的なファッションにも合わせやすい服を展開しています。
最近では、日本のストリートシーンでも多くみられるようになり、若い世代を中心に支持されています。
■価格帯
ラルフローレンよりも手頃な価格でトラッドスタイルを楽しめます。
・シャツ 約5千円
・スウェット 約6千円
■年齢層
10代〜30代
他のアパレルブランドとのコラボ商品を出していたり、現代のトレンドも取り入れているので、若い世代にも人気です。
ビバリーヒルズポロクラブのアイテム
・「オーバーサイズ スウェット」
https://item.rakuten.co.jp/is-closet/10000545/
https://image.rakuten.co.jp/is-closet/cabinet/compass1663491696.jpg
今っぽいオーバーサイズのスウェットシャツ。
左胸のポニーロゴと、袖口にブランドネームの刺繍が入ったシンプルすぎないデザインです。
1枚でもさまになるオーバーサイズシルエット、秋冬にはインナーとしても使える着回し力。
ミニ裏毛素材になっているので、夏以外の3シーズン着られます。
裾にドローコードがあり、着丈の長さを調整したり、シルエットを変えたて楽しむことも可能です。
・「ボタンダウンシャツ」
https://item.rakuten.co.jp/is-closet/10000015/ビバリーヒルズポロクラブ定番のボタンダウンシャツです。
使いやすいシンプルなシャツを探している人におすすめ。
ミニマルで上品なシャツは、ワードローブに入れておきたい一着です。
裾はラウンドカットになっているので、シャツをインするスタイルはもちろん、アウトでもこなれた印象に。
カラー展開は万能なホワイトからサックス、ブラウン、ベージュなど、大人でも取り入れやすいものばかりです。
ポロラルフローレンとPolo Club(ポロクラブ)の違い
「Polo Club(ポロクラブ)」とは、1971年に老舗アパレル店の「上野衣料」がスタートした日本のファッションブランドです。
「ポロ・ラルフローレンの偽物」と皮肉を言われつつも、当時はかなり売れていたようです。
1990年代後半には、関連商品の売上高300億円を達成するほどの一大ブランドになりました。
とはいえ商標絡みの裁判となり、現在ポロクラブの商品は作られていません。
<ポロ・ラルフローレンとの 違い>
ポロクラブは、ポロ・ラルフローレンそっくりの昔流行ったブランドです。
当時は、近所にあるスーパーの紳士・婦人服や、子ども服売り場でよく販売されていたとのこと。
しかし現在「ポロクラブ」の公式サイトは存在していません。
ネットで「ポロクラブ」検索すると「ビバリーヒルズポロクラブ」の商品が出てきますが、両者はまったくの別物なのでご注意ください。
どうしても欲しいという人は、オークションサイトやフリマアプリなどで、手に入るのでチェックしてみてください。
■価格帯
不明
現在でもフリマサイトでは、千円台でシャツやポロシャツを出品している人が見つかりました。
■年齢層
子どもから大人向けの商品があったころから、幅広い世代に人気があったと思われます。
現在、通販サイトなどでポロクラブの商品を見つけることはできませんでした。
気になる人は、オークションサイトやフリマアプリをチェックしてみてください。
まとめ
以上、ポロ・ラルフローレンと他のポロブランドとの違いについて解説してきました。
本家ラルフローレンのメインコレクションとなるポロ・ラルフローレン。
アメリカの上流階級から生まれたアメトラスタイルは、伝統的で上品なファッションを求める幅広い世代に支持され続けています。
ポロ競技にルーツを持つブランドはたくさんありますが、この記事を参考に各ブランドの違いをわかってもらえていれば幸いです。