【黒い指輪の意味とは】結婚指輪に黒はあり?メリット・デメリットも

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この記事の内容

1.黒い指輪とは
2.黒い指輪の意味について
3. 黒い指輪メリット・デメリット

指輪と言えばゴールドやシルバーが定番ですよね。
ほかにどんな色のものがあるかと調べてみたところ、透明や虹色の指輪もあるということです。



中でも「黒い指輪」が男女問わず人気があるらしいでですが、黒という色のイメージから、「黒い指輪」には何か意味があるのかどうか勘ぐってしまいますよね。

「黒い指輪」って「未亡人の証」「呪いの道具」?
いえいえ決してそんな意味はありませんが
「黒い指輪」は付ける指によって意味が変わる場合があります。

そこで、こちらの記事では「黒い指輪」ほしいけどどうしよう?と思っている方に
黒い指輪の意味やメリット・デメリットなどの情報をまとめたものです。

知っておいて損はないので最後までご覧になっていただければ幸いです。

目次

黒い指輪とは

  • どんなモノがある
  • 材料や加工法
  • 人気の理由

黒い指輪はブラックリングとも呼ばれ、メンズ向けのアクセサリーとしてだけでなく、結婚指輪としても多くのブランドで扱われています。

黒い指輪の素材の特徴

黒い指輪の素材は様々で、一例としては「タンタル」や「ジルコニウム」、「チタン」などがあります。
これらの素材は金属アレルギーが起こりにくいので、肌の弱い方にもおすすめ。
中には新素材「タングステン」で作られたものもあり、これはダイヤに匹敵する程の硬さがあるので傷がつかないというメリットもあります。

黒い指輪で主に使われる素材は以下の3つです。

  • タンタル
  • ジルコニウム
  • チタン

タンタル素材を使った黒い指輪の特徴

地球上で最もダークな金属であり、黒っぽい素材を探すなら最適
光の反射率が全金属中で最も低く、ダークグレーの色味が特徴
重く硬度が高く、展延性と耐食性にすぐれた金属であり、人工骨や歯科インプラントなどの医療製品にも使用される

ジルコニウム素材を使った黒い指輪の特徴

軽量で強度が高く、金属アレルギーになりにくい高機能な素材
酸化皮膜を最大まで厚くすると、漆黒の「ショール」という黒い色味が現れる
酸化皮膜が摩耗に強く、めっきやコーティングではない素材の性質を生かした黒の発色方法を使用
ジルコニウム本来の色や他のカラーと組み合わせてデザインしやすく、爪留めの婚約指輪のデザインが可能

チタン素材を使った黒い指輪の特徴

酸化皮膜によって発色するが、黒ではなくグレーになる
一般的に「チタンの黒い指輪」と呼ばれるものは、DLCコーティングによるもの
DLCコーティングは、炭素と水素で構成される硬質薄膜を金属表面にコーティングすることで行われる。耐久性がジルコニウムのショールほどではありません。

素材の違いによる黒の表情の違いについて

タンタルは他の素材と比較しても圧倒的に暗い黒色を持ちますが、一方でジルコニウムのショールは最も黒く、かつ耐久性に優れた黒色を持っていいます。
素材本来の色味や質感を楽しみたい場合にはタンタルがおすすめであり、黒さや軽さを追求したい場合にはジルコニウムのショールが適しています。
素材に加えて「つや消し」と「鏡面」の2種類の仕上げによっても黒の表情が大きく異なることが黒い指輪の特徴としてあります。

黒い指輪の めっきやコーティングに関する注意点

金属を黒く見せる方法として、めっきやコーティングがあります。シルバーアクセサリーでは、硫化させて表面を黒くする方法が一般的ですが、他に黒く見せる方法としては、ゴールドやプラチナにルテニウムなどでめっきをして黒くする方法があります。
めっきやコーティングは薄い表面加工のため、金属アレルギーの持続性の問題があるため購入前にはチェックしておくことも大切です。

黒い指輪の人気の理由

指輪というと普通はシルバーやゴールドです。
「ブラック」は指輪ではイメージしにくいカラーですが、どうして人気なのでしょうか?

その理由は、黒ならではの強い存在感があるため。
黒い指輪は個性的なので、シンプルなデザインや華奢なデザインであっても存在感があります。
また、クールな印象を与えてくれる黒は男女問わず人気があり、男性はもちろん女性の手にもよく映えます。

黒い指輪アイテム

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黒い指輪にはどんな意味がある

黒い指輪には何か特別な意味があるのでしょうか?
結論から言うと、黒い指輪そのものに意味はありません。

ただし、黒い指輪の場合付ける指によっては「エースリング」と呼ばれる意味を持つ場合があります。

右手中指の黒い指輪はアセクシャルの意味

「エースリング」とは、右手の中指に黒い指輪をつけたもののことです。
アセクシャル(asexual)のaseをとってエースと表現されています。

アセクシャルとは

アセクシャルとは、他人に対して性的欲求をもたない人々のことを指します。
そのため、「右手中指に黒い指輪=他人への性的欲求がないセクシャリティ」と捉えられる場合もあります。

エースリングはアセクシャルである意思表示になりますが、意味を知らずに着ける人も少なくありません。

アセクシャル以外の人がエースリングを着けてはいけないということはありませんが、
黒い指輪を右手中指に着ける場合は、自分がアセクシャルであることを意図することは知っておきましょう。

左手薬指などなら黒い指輪に意味はない

着ける指が左手薬指なら、黒い指輪であっても特別な意味を持ちません。

左手薬指は「結婚指輪」、中指に着ける指輪は「ひらめきや行動力を発揮する」といわれることもありますが、黒い指輪自体には意味はないからです。

エースリングのように着ける指によっては意味を持ちますが、それは「右手の中指」に着けた場合だけ。
黒い指輪はどの指に着けても右手中指以外なら意味を持たないので、好きなところに着けて下さいね。

黒色に込められた意味

一般的に黒という色にこめられた意味

一般的に黒色には「落ち着き」や「威厳」などの意味が込められています。
そのため、黒はフォーマルな場でも使われることの多い色です。

確かに、スーツや制服などは黒をベースにしたものが多いですよね。
それ故、黒色はお葬式の場でも使われる色なので、人によっては「死」や「悲しみ」、「絶望」を連想する場合も。

このように黒はマイナスなイメージを持つ場合もあります。

ですが、黒色には他の色にはない重厚感があり、「かっこいい」、「高級感がある」というイメージにもつながります。黒色はそういったイメージを表現することができるので、男女問わず人気の高いカラーです。

結婚指輪に黒はあり?

結婚指輪に黒は「あり」!
その理由は、黒色の結婚指輪は人と被りにくいカラーなので個性的かつ特別感があるからです。

ですが、結婚指輪の主流はシルバーやゴールド系のカラー。
そのためブライダルリングとしては一般的なカラーと比較すると取り扱いが少ないですが、
中には黒色の指輪を取り扱っているブランドもありますよ。

例えば、Tiffany&co(ティファニー)では黒い指輪が販売されたことがあります。
(ただし、現在では中古でしか入手できないようです。)

希少なTiffany&co(ティファニー)の黒い指輪

黒い結婚指輪は、結婚指輪としても全然ありなので
「人と被らない個性的でかっこいい指輪がいい」という人はぜひ選んでみて下さい。

黒い指輪のメリットとデメリット

ここでは、黒い指輪を選ぶメリットとデメリットを紹介します。

黒い指輪には特別な意味もなく、結婚指輪などに選んだとしても問題ないことが分かりましたが、
デメリットはもちろんあるので確認しておきましょう。

黒い指輪のメリット

黒い指輪には
着けていても他の人と被らない・被りにくい個性的である
カラーがファッション的に合わせやすいなどのメリットがあります。

他の人と被らない

黒い指輪を選ぶメリットとして大きいのは「人と被りづらい」こと。
指輪は一般的にシルバーなどの色が多いので、相対的に見ても黒い指輪をしている人は少ないです。

ファッション的に合わせやすい

黒の指輪は個性的ですが、ベーシックなカラーなのでどんな服装にも合います。
カラー自体が目立つので、装飾の少ないシンプルなデザインでも存在感があり
悪目立ちすることもありませんよ。

デメリット

黒い指輪自体が個性的であることも理由でしょうが取り扱っているブランドが少ないことや素材の関係からサイズ直しが効かないことなどのデメリットがあります。

取り扱いが少ない

黒色の指輪は取り扱っているブランドはあまり多くはありません。
黒い指輪は人気とはいえ、定番のシルバーやゴールド系と比較するとまだまだ一般的ではないからです。
そのため、好きなデザインの指輪を見つけても黒色がないという場合もあります。

サイズ直しができないものも

黒色の指輪に使用される素材によっては、サイズ直しができないことも。
「タンタル」、「ジルコニウム」、「チタン」といった素材はとても強いですが、それ故サイズの調整が難しい場合もあります。
指輪を将来的に長く使いたい方や、妊娠や出産などで指輪のサイズが変わりやすい女性は特に
購入する前にサイズ直しが可能か聞いておくようにしましょう。

黒い指輪まとめ

「黒い指輪」の「黒色(ブラック)」には力強さや高級感、神秘的な印象があり、大人でシックな印象を与えるため、男女問わず人気があります。

また「黒い指輪」は個性的でファッション性が高く、様々なシーンに合わせて着用できるため、幅広い年代層の方にも人気があります。

「黒い指輪の意味」として唯一知っておきたいのが、「エースリング」の存在です。
黒い指輪には、付ける指で意味が変わるケーズがあり
「エースリング」:無性愛者のシンボルとしても知られる特別な意味が込められていることがあります。

「黒い指輪」の素材には、黒色の素材を使用する「タンタル」や、「ジルコニウム」の「ショール」、コーティングによって黒く加工されたものなどがありますがデメリットとしては、摩耗によってすぐに黒膜が剥げてしまうことがあります。
また、金属アレルギーの方は黒い指輪を選ぶときには素材や加工に注意して選びましょう。



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